競馬の世界といえば、男が中心だというのは、昔も今も同じです。
そんな男世界の競馬界の中でも数少ない女性がいます。
藤田菜七子騎手は中央競馬でただ一人の女性騎手で、活躍しています。
今回は、そんな藤田菜七子騎手について、上手いのかどうか、同期は誰なのか見ていきます。
藤田菜七子騎手の同期は?上手いのか?
藤田菜七子騎手の同期は誰なのでしょうか?
藤田菜七子騎手は2013年に競馬学校32期生として入学して、2016年に騎手免許を取得しました。
同期では、荻野極、菊沢一樹、木幡巧也、坂井瑠星、森裕太郎騎手がいます。
同期の中でもかなり活躍している方ですし、同期全体としてもかなり活躍している人も多いので、そう考えるとかなり優秀な世代ですね。
また、藤田菜七子騎手は女性なので、やはり男性よりも下手なのかと思われることも多くなっています。
しかし、藤田奈々子騎手は新人のころはやはり、他の新人同様展開が読めなかったり、馬群を捌くことが苦手などのことがありましたが、今ではかなり上達しておりリーディングの中でも良い位置にいます。
また、特に追い込みや逃げ等の勝利はかなり目立つので、案外剛腕を持っているかもしれないですね。
また、女性ならではの馬へのあたりのやさしさもあり、藤田奈々子騎手でしか走らないような馬もいます。
藤田菜七子騎手の成績は?
藤田奈々子騎手の成績はどのようになっているのでしょうか、見ていきます。
藤田奈々子騎手は2016年デビューで、2016年は6勝、17年は14勝、そして18年は119月30日現在で25勝を挙げています。
年々、勝ち数を増やしており、その上達ぶりは目に見えていますね。
また、騎乗数もかなり増えてきているので、馬主や調教師から見ても信頼感はあるのだと思います。
確かに、近頃は毎週藤田菜七子騎手が2着以内に入ってきているように感じますし、安定感も増してきたように思えます。
人気馬に乗ると安定して上位に来ますので、他の騎手と比べて遜色はないですね。
藤田菜七子騎手のベストレースは?
藤田菜七子騎手は3年間でたくさんのレースに乗ってきましたが、ベストレースどのような物なのでしょうか。
そのベストレースを2つピックアップして解説していきます。
藤田菜七子騎手のベストレース①モズワッショイの北陸ステークス
藤田菜七子騎手のベストレース1つ目は、2018年の北陸ステークスです。
このレースでは7番人気のモズワッショイに乗ると、2番手からレースを進めます。
直線に向くと、ふらつきそうになるモズワッショイを真っすぐ走らせると、上手く外の馬と競り合わせて足を伸ばしました。
まず、上手く折り合わせたということもあり、追い出すタイミングも完璧でしたね。
藤田菜七子騎手のベストレース②コパノアラジンの500万下
藤田菜七子騎手のベストレース2つ目は、2017年の新潟500万下です。
4番人気のコパノアラジンに乗った藤田菜七子騎手は上手くスタートを切ると2番手につけてレースを進めます。
折り合いも完璧で展開が少しゆったりしていることを感じると、前に競りかけて先手を奪います。
馬場が悪いこともあり、前が残る展開だったので、追い出してからは後方を完全に突き放して完勝。
追い出すタイミングや、ポジショニングなどがすべて完璧にいったレースになります。
さいごに
今回は藤田菜七子騎手について、その同期や上手いのかどうかについて、見てきました。
藤田奈々子騎手はこれからの活躍が一層期待できる女性ジョッキーとなっています。
近頃はテレビなどにも出ることが多くなっており、知名度も上がってきていますね。
これからの競馬を盛り上げてくれるのかもしれません。