今年はワグネリアンやエポカドーロなどの3歳馬が有力としてあげられています。
しかし、昨年の2歳チャンピオン、そして弥生賞まで無敗だったのはダノンプレミアムという馬です。
ダノンプレミアムは世代最強馬とも言われていましたが、本当に強いのでしょうか。
今回はダノンプレミアムの強さや、天皇賞秋回避の理由などを見ていきます。
ダノンプレミアムは本当に強い?天皇賞秋の回避の理由は?
ダノンプレミアムは本当に強いのでしょうか、そして天皇賞秋はなぜ回避したのか見ていきます。
ダノンプレミアムは昨年の朝日杯フューチュリティステークスを完勝しており、その内容から世代ナンバーワン、そして歴史の名馬の中でも特に上位と評価されました。
それもそのはず、2着馬を3馬身も離していますし、そのときの2着馬ステルヴィオは後に古馬との対戦も含んだマイルチャンピオンシップを完勝しています。
そして、弥生賞でも後のダービー馬ワグネリアンを完封しており、世代統一は間違いと目されていましたが、皐月賞を挫跖で回避してからはダービーも万全の状態で出走することができずに6着に敗れました。
ダノンプレミアムは早熟などではなく、距離的な問題や状態面を整えることができると最強馬ともいえることができるかもしれません。
そして、天皇賞秋から復活をするという事が噂されていましたが、調整不足のために回避することになりました。
次走は未定との事ですが、おそらく来年から始動することになるでしょう。
ダノンプレミアムの血統はどのようなもの?
ダノンプレミアムの血統はどのようになっているのでしょうか、見ていきます。
ダノンプレミアムの父はディープインパクトで、母はインディアナギャルとなっています。
父のディープインパクトは誰しもが知る馬でたくさんの名馬を輩出しています。
サトノダイヤモンドやジェンティルドンナ、ワグネリアンなどもディープインパクト
産駒です。
ダノンプレミアムはその中でも最高傑作になる器を持っています。
そして、母はインディアナギャルという馬でアイルランド産馬です。
ダノンプレミアムのほかにもロードプレミアムなどを輩出しています。
ダノンプレミアムの過去のレースを動画で分析!
ダノンプレミアムはどのようなレースを走ってきたのでしょうか。
ダノンプレミアムはこれまで5戦を使っており、4勝を挙げています。
その中でもいくつかピックアップして紹介していきます。
ダノンプレミアムの過去のレース動画①朝日杯フューチュリティステークス
ダノンプレミアムの過去のレース1つ目は朝日杯フューチュリティステークスです。
スタートしてからは3番手でレースを進めて、特選に入るとあっさり逃げている馬をとらえます。
そこからは少し追い出すと他の馬たちとは自演の違う足を使い、最後は流す余裕さえあるくらいの圧勝劇でした。
ダノンプレミアムの過去のレース動画②弥生賞
ダノンプレミアムの過去のレース2つ目は弥生賞です。
スタートしてからは2番手で楽に進めると、直線では楽に先頭に立ちます。
そして他路線から歩んできたもう一頭の評判馬、ワグネリアンを寄せ付けずに完勝しました。
皐月賞に向けていいステップレースになったと思われていました。
ダノンプレミアムの過去のレース動画③日本ダービー
ダノンプレミアムの過去のレース3つ目は日本ダービーです。
スタートしてからは3番手で進めると、直線に向いてから追い出します。
しかし、これまでの反応とは全く異なるような伸びあぐねを見せて、最後は外から各馬にかわされてしまい6着に敗れてしまいます。
しかし、距離適性的な問題や状態面の問題を考えるとよくやったように感じます。
まとめ!
今回はダノンプレミアムは本当に強いのか、その過去のレースを見てきました。
ダノンプレミアムは一時期最強とも言われました。
しかし、周りの成長とともにその差は大分縮まってきているのも事実です。
しっかりと順調にレースを使って古馬とのレースを見てみたいものです。