マイル路線で注目古馬なのがブラックスピネルです。
2017年2月には重賞の東京新聞杯を制覇しています。
また、ブラックスピネルの一口馬主にはタレントのカンニング竹山さんがいることでも有名です。
今回はそんなブラックスピネルについて紹介していきたいと思います。
ブラックスピネルの血統を紹介
ブラックスピネルの父はタニノギムレットで母はモルガナイトです。
タニノギムレットと言えば現役時代にダービー制覇した競走馬で、タニノギムレット産駒の有名馬と言えばウオッカです。
他にもハギノハイブリッドやオールザットジャズなど数多くの活躍馬を輩出しています。
母のモルガナイトは現役時代に秋華賞に出走するほどの牝馬で、ブラックスピネルの半妹であるモーヴサファイアも今年のオークスに出走するほどの活躍をしています。
それだけにモルガナイトは種馬としても優秀な可能性が高いです。
今後もモルガナイト産駒に注目してください。
ブラックスピネルの馬主と調教師を紹介
ブラックスピネルはサンデーサラブレッドクラブ所有の競走馬で一口馬主です。
ブラックスピネルの一口価格は70万円で募集口数40口、募集価格2,800万円となっています。
すでに募集価格以上の賞金を獲得しているのでブラックスピネルの一口馬主は儲かっていることでしょう。
ちなみに、ブラックスピネルの一口馬主には芸人のカンニング竹山がいます。
また、ブラックスピネルを管理しているのは音無秀孝調教師で、音無秀孝調教師は2009年にJRA賞(最多賞金獲得調教師)、2010年にもJRA賞(最多勝利調教師)を獲得するなど調教師として素晴らしい活躍をしています。
それだけに4歳となったブラックスピネルの活躍にも期待です。
ブラックスピネルのデビュー戦や2歳戦績を紹介
ブラックスピネルは2015年7月19日の中京競馬・2歳新馬戦でデビューしています。
単勝5番人気でしたが、デビュー戦では好位を追走して直線ではじりじりと脚を伸ばしてクビ差で勝っていますが、次走は阪神競馬・野路菊Sで2着に惜敗するも、3走目の京都競馬・萩ステークスで勝っています。
12月には中山競馬・ホープフルSに参戦するも4着に終わっています。
ブラックスピネルの3歳馬時代を紹介
ブラックスピネルは年明け1月23日の京都競馬・若駒Sで始動するも3着に惜敗しています。
ちなみに、このとき1着になったのがダービー馬マカヒキです。
その後はすみれS・京都新聞杯に出走するも2着・4着と掲示板は確保するも勝ち切れていませんでした。
しかし、白百合Sではしっかりと勝ちきり3勝目を挙げました。
その後はラジオNIKKEI賞や富士S、チャレンジCなど重賞に挑戦するも好走止まりでした。
本格化した4歳馬と現在のブラックスピネル
古馬となったブラックスピネルは1月5日のスポーツニッポン賞京都金杯で始動しエアスピネルのハナ差の2着と惜敗しています。
そして、2月の東京新聞杯では1着となりついに念願の重賞制覇を成し遂げたのです。
4月のマイラーズCでは4着に終わるも上がり32.8の最速をマークしています。
ブラックスピネルは4歳となって本格化したように感じます。
もともと高い競走能力を持っていたブラックスピネルが能力を出し切れるようになったのでしょう。
次走は安田記念ですが、現在のマイル路線では絶対的な競走馬がいません。
それだけに本格化したブラックスピネルにも勝機はあるので注目です。
まとめ
ブラックスピネルは古馬となって本格化したように感じます。
重賞制覇した東京新聞杯では強い競馬で勝っています。
また、惜敗した京都金杯やマイラーズCでも能力の高さは十分伝わりました。
これからのマイル路線の主役に躍り出るのはブラックスピネルかもしれません。