今年も新馬戦が始まって来年のクラシック候補に注目が集まっています。
そんな中で期待の一頭がトゥザフロンティアです。
今年初産駒がデビューするロードカナロア産駒で評判も高いようです。
そこで今回は注目2歳牡馬のトゥザフロンティアの血統や評判について紹介していきたいと思います。
トゥザフロンティアの血統を紹介
トゥザフロンティアは父がロードカナロアで母がトゥザヴィクトリーです。
ロードカナロアは現役時代にはスプリンターとして活躍しG1を6回も制覇しています。
なかでもスプリンターズSと香港スプリントを2年連続で制覇しており高く評価されています。
種牡馬としても注目されており、初年度から種付け料500万円で種付け頭数も250頭と期待の高さが伺えます。
また、ロードカナロア初産駒はすでにJRAデビューしておりステルヴィオが早々と勝利しました。
ロードカナロアは種牡馬としても有能な可能性が高いでしょう。
一方で、母のトゥザヴィクトリーと言えば産駒で実績を残しています。
トゥザフロンティアの兄弟馬にはトゥザグローリーやトゥザワールド、トーセンビクトリーなどがいるのです。
そのため、トゥザフロンティアはまさに良血馬と言ってもいいでしょう。
トゥザフロンティアの馬主や厩舎を紹介
トゥザフロンティアはキャロットクラブの所有馬で一口馬主の競走馬です。
一口価格25万円で募集口数400口、募集価格1億円と期待の高さがわかる価格です。
また、厩舎は池江泰寿調教師で決まっています。
実は池江泰寿調教師の父親である池江泰郎さんが調教師時代にトゥザヴィクトリーを管理していました。
そして、トゥザヴィクトリーの産駒の多くを池江泰寿調教師が管理しています。
それだけに、トゥザフロンティアが活躍することで人間の親子と馬の親子の絆がより競馬界を盛り上げてくれるでしょう。
また、トゥザヴィクトリーの主戦騎手を務めたのは武豊騎手です。
トゥザヴィクトリーのエリザベス女王杯制覇に導いたのも武豊騎手だけにトゥザフロンティアも武豊騎手が主戦騎手になることを望んでいる声が多いようです。
確かに、母を栄光に導いた騎手が子でさらに活躍させるなんてまさに競馬のロマンが溢れていますからね。
個人的にも武豊騎手が主戦騎手になって欲しいです。
トゥザフロンティアのデビュー前評判と近況を紹介
トゥザフロンティアは血統面から注目されていましたが、それだけでなく馬体も高評価されています。
コンパクトにまとまった馬体は活躍してきた兄弟馬と見劣りしないだけに活躍の可能性があります。
また、ロードカナロア産駒ながらもコンパクトにまとまっただけに距離も融通が効きそうでクラシック路線にも期待できます。
2016年8月25日の段階で馬体重は478㎏と順調に成長しており、現在でも500㎏近くあるようです。
また、5月12日にすでにゲート試験を合格しています。
また、デビューは未定とのことで現在は放牧に出されています。
池江泰寿調教師によると放牧の理由は「まだ基礎体力がないので」とコメントしているようで、とにかくデビュー戦が楽しみの一頭です。
また、距離は中距離まで大丈夫そうですが個人的にはマイル路線で活躍してほしいですね。
馬の雰囲気や血統からもマイル路線の方が活躍するのではと思っています。
まずは順調にデビューまでこぎつけて欲しいものです。
まとめ
今年は注目の種牡馬初産駒が多くデビューします。
なかでもロードカナロア産駒は注目です。
そして、ロードカナロア産駒の中でも良血馬として期待されているのがトゥザフロンティアです。
すでにゲート試験も合格しているようなので早くデビュー戦を見てみたいです。