2017年競馬界ではソウルスターリングがオークスを制覇してフランケル産駒が日本競馬で活躍できることを証明しました。
そして、今年デビューするフランケル産駒にはソウルスターリングよりも超良血馬と言われているソリッドドリームがいます。
早くもソリッドドリームには注目と期待が集まっているようなので血統や評判などについて紹介していきたいと思います。
ソリッドドリームの血統を紹介
ソリッドドリームの父はフランケル、母はデインドリームです。
フランケルは現役時代14戦14勝でG1通算10勝もした“怪物”で、デインドリームも負けず劣らずの名牝でもあります。
デインドリームは凱旋門賞などG1通算5勝を挙げているのです。
まさに名馬同士の配合であり夢のような血統の持ち主でしょう。
ただ、不安要素もあり、フランケルとデインドリームはソリッドドリームが初仔ではありません。
全姉にナッシングバットドリームスがおり英国の厩舎に所属しています。
しかし、勝利はなく出走取消が多い状態のようです。
実は血統面からフランケルとデインドリームの配合はデインヒル3×3のクロスで血が濃いのです。
そして血統のクロスが濃いと体質に問題が出るとも言われてきました。
それだけに、血統がプラスに働くのかそれともマイナスとなってしまうのか注目ですね。
ソリッドドリームの馬主や調教師
ソリッドドリームは社台サラブレッドクラブの所有馬で一口馬主の競走馬となっています。
一口価格が300万円で募集口数40口、募集価格は1億2,000万円でした。
血統から考えれば億を超える価値はありますよね。
また、管理するのは角居勝彦調教師に決まっています。
個人的には非常に嬉しいですし、角居勝彦調教師と言えば海外G1での実績が十分ですからね。
シーザリオでのアメリカンオークス制覇やヴィクトワールピサのドバイワールドカップ制覇、ルーラーシップのクイーンエリザベス2世カップ制覇など海外G1を数多く優勝しています。
個人的にはソリッドドリームは血統から世界で戦ってほしいと思っています。
そのためには海外経験豊富な角居勝彦調教師がピッタリでぜひ期待しているのです。
ぜひ日本競馬界の悲願である凱旋門賞を制覇してほしいと思っています。
ソリッドドリームのデビュー前評判を紹介
ソリッドドリームは注目と期待だけでなく評判もまずまずの高さのようです。
2016年6月の時点で馬体重397㎏との情報があります。
生後1年3カ月の時点で397㎏なら順調に成長している部類であり体質的に問題があるように見えません。
また、馬体もしっかりしていて低めの重心で力強く地面をつまみながらも軽快な手先の捌きを見せるとのことなので評判も高いようです。
また、社台の関係者も「スピード感のある走りには目を見張るものがあります」とコメントしており期待できるでしょう。
フランケル産駒はソウルスターリングで評価を挙げているだけにソリッドドリームも注目度が高いです。
問題はクロスが濃すぎることだけでしょうか?しかし・・・
クロスが濃いという面もプラスに転じればソリッドドリームは海外G1制覇も夢ではないと思います。
それだけに順調に成長していってほしいですね。
ただ、注目されるのはまず間違いなしでデビュー戦のオッズは圧倒的な人気になることが予想されます。
逆張りすることによって穴を狙うチャンスでもあるので馬券を狙う際には敢えてソリッドドリームを外すのもありです。
応援や期待と馬券攻略は別ですからね!
まとめ
今年注目の2歳牡馬がソリッドドリームです。
父フランケルに母デインドリームと豪華な配合ですが、クロスの濃さが気になりますがプラスに働けばクラシックのみならず世界でも戦えそうです。
まずはデビュー戦に注目です。